前回、私がイヌ友に教えてもらった犬のしつけ教材によって、マロはしつけ教室に通わなくともしつけができた、というお話をしました。
「その教材って何？」と気になっているあなたに、先に教材の名前だけご紹介しますね。
私たち家族が今がお世話になっているのは、「イヌバーシティ」という動画教材です。
この記事では、なぜ私がイヌバーシティを選んだのか、その理由についてお話しさせてください。
犬のしつけは大切。
もちろんそうだよね、と共感していただけますよね。
では、なぜ犬のしつけは大切で、必要なのでしょうか？
- 吠えたら周りに迷惑。
- 他人を噛んだら大変なことになる。
- 家が臭いのは嫌だ。
だからしつけをしないと。
私は以前は、そう思っていました。
中澤しかしこれは、しつけが必要な本当の理由ではありません。
犬のしつけが必要な理由はワンちゃんと家族が幸せになるためです。
でも、犬が問題行動を起こすと、人間が困るでしょ？
犬の問題行動を減らすためのしつけは、犬と飼い主が幸せになるための過程のひとつに過ぎません。
なぜなら、「人様に迷惑をかけないように」という理由で犬を飼う人など、いませんよね。
あなたは、ワンちゃんとの幸せな生活を夢見て、おうちに犬を迎え入れたはずです。（もちろん私もそうです）
しかし、かつての私がそうだったように、犬の問題行動に悩まされるうちに「今のこの状況をなんとかしないと」と焦ってしまい、気づくと「犬をしつけることそのもの」が犬を飼った目的かのようになってしまう……
結果、その場しのぎの、小手先のしつけテクニックに頼ってしまうのです。
「ワンちゃんと家族みんなが幸せになる」というしつけ本来の目的を見失ってしまっているので、あなたも犬もしんどい上に、いつまで経っても状況がよくならないのです。
これだけは忘れないでくださいね。
犬のしつけが大切な理由は、ワンちゃんと家族みんなが幸せになるためです！
『ワンコに痛みを与えずにやればやるほど愛犬との絆が深まる』
これは、イヌバーシティが掲げているコンセプトです。
私は、イヌバーシティのここにとても惹かれました。
あなたは「犬をしつける」言葉に、なんだか上から目線な印象を受けませんか？
実は、私はずっとそう感じていました。
だからこそ「しつけという名の下に犬にいうことを聞かせること」に、心のどこかで抵抗があったのです。
- 犬に求めているのは毎日疲れた生活の中での癒し。
- 子育てみたいにうるさいことなんて言いたくないし、ひたすらに可愛がりたい。
- 主従関係を築くのではなくて、パートナーになりたい。
こう思っていました。
しかし、そんな抵抗感ゆえに家族でしつけに関する意見の統一もできず……結果中途半端なしつけで逆にワンちゃんを混乱させてしまいました。(マロの前に飼っていた、モモというシェルティです）
- 早朝に鳴き声で起こされる
- 娘が大切にしているぬいぐるみがボロボロに
- 粗相したおしっこやう◯ちに気がつかず、うっかり踏んでしまう
- ローンがたっぷり残っている家の壁は傷つけられ、掃除しても家全体がなんとなく臭い
パートナーどころか、娘のイヤイヤ期よりもひどかった！！（笑）
「やめなさ〜い！」と怒鳴ったところで通じるわけもなく、怒鳴ってしまった自分にさらに落ち込む日々でした。
それどころか、モモ自身も決して居心地が良さそうには見えない。
モモに体罰を与えたことはありませんが、私たちが実践していたしつけは、モモに、そして私たちにも確実に痛みを伴っていました。
だから、絆が深まっていく実感が得られなかったのです。
道路に向かって吠えるモモの姿を見ながら「しつけって力づくでいうことを聞かせるもの？」と自問自答していました。
わからなくて、犬育児ノイローゼになりそうでした。
結局モモは、ドッグトレーナーさんにしつけを手伝ってもらいました。
トレーナーさんの手を借りて落ち着いたモモとの生活は幸せそのものでした。
それなのに、マロを飼うと決めてから、この時の体験が波のように押し寄せてきて、止まりませんでした。
私たち家族が、本当にワンちゃんを幸せにできるかな？
そんな思いが頭の中をグルグル駆け巡っていました。
だからこそ、『ワンコに痛みを与えずにやればやるほど愛犬との絆が深まる』と読んだ時に、「あ、私が知りたかったのはこの方法だ」と、ずっと探していた答えが見つかったような気がしました。
マロは今、我が家で本当にのびのびと生活しています。
私がこのブログを書いている足元で、グーグーと寝息を立てています。
（私が立ち上がると「ビクっ」と起き上がるのがまた可愛い）
散歩では、私の横にピタッとくっつき、定番のコースをすいすいと歩きます。
無駄に立ち止まることがないので、段々とコースも長くなってきました。
夫や娘も散歩に行きたがるようになり、散歩をしながら色々な話をするようになりました。
（そのおかげで、夫が３キロも痩せました。なぜか私は痩せないのですが（泣））
マロは、モモの写真の前に置いてあるモモお気に入りのおもちゃも、ちゃんと触らないでいてくれます。
マロを迎え入れて本当に良かったな、と心から幸せを実感しています。
あなたとあなたのワンちゃんにも、どうかこんな時間が訪れて欲しいです。
私が実際にイヌバーシティを利用して感じたメリット・デメリットはこちら⇩
私は今回イヌバーシティでしつけに大成功しましたが、犬のしつけにはさまざまな方法があります。
そこで、次の記事では、犬のしつけサービスを徹底的に比較してみました。
読者さまとワンちゃんに、温かく平和な生活が訪れますように。
最後までお読みくださりありがとうございました。
