チワワは、小さくてつぶらな瞳が愛らしく、ペットとしてとても人気です。
でも、チワワは「性格悪い?」と噂されることもあります。
本当にチワワは性格が悪いのでしょうか?
もしかしたら、チワワの性格についてよく知らない人が言っているだけかもしれません。
ペットは一緒に暮らす大切な家族です。
性格をしっかり理解して、チワワと絆を結んで幸せに過ごすためのヒントを見つけてくださいね。
本記事では、チワワの性格と、飼うんじゃなかったと後悔しないためのポイントを解説します。
今回の記事でわかること
- チワワの性格
- チワワを飼うんじゃなかったと後悔する原因
- チワワを飼うんじゃなかったと後悔しないためのポイント
チワワの性格とは?
チワワは、クリっと丸い目が印象的な、世界で最も体の小さい犬種です。
その大きさと賢さ、愛情の深さから、小型犬の中でも特に人気のある犬種ですが、チワワはとても強い性格の持ち主であることも知られています。
ここでは、チワワが見せる代表的な5つの性格をご紹介します。
気が強く自己主張する
チワワは、気が強く自己主張をする性格です。
体が小さくても気が強いチワワは、自分より大きなものへ向かっていくことをためらわず、大型犬でも勇敢に対峙します。
自己主張も強く、自分の縄張りに入ってきた人には攻撃的になりがちです。
そのため脅威を感じると、噛みついたり吠えたりすることがあります。
警戒心が強い
チワワは、警戒心が強い性格です。
飼い主さん以外の知らない人には警戒心が強く、撫でられると嫌がることがあります。
初対面の人には懐きづらく、警戒心から、噛みついたり吠えたりすることも。
家に友人を招くときには、チワワが警戒心を抱かないように気をつけることも必要です。
神経質で臆病
チワワは、神経質で臆病な性格でもあります。
玄関のチャイムやドアの閉まる音、外では車の走る音やサイレンなどの日常生活のちょっとした物音にも反応して、吠えたり噛みついたりしてしまうほど怖がりです。
チワワを知らない場所につれていくときには、パニックにならないように気をつけましょう。
活発で好奇心がある
チワワは、活発で好奇心が旺盛な性格です。
体は小さくても運動量は豊富で、家の中を動き回ったり、外で遊んだり、飼い主さんとじゃれあったりすることが大好きな犬種になります。
運動不足にならないように、よく遊ばせてエネルギーを発散させてあげることが大切です。
献身的で愛情深い
チワワは献身的で愛情深い性格です。
飼い主さんと強い絆を結び、忠誠心や愛情を一途に注いでくれます。
人懐っこく甘えん坊な一面もあるので、家族に迎え入れるとムードメーカーになりますよ。
チワワは性格悪い?飼うんじゃなかったと後悔する原因
チワワを飼うときには、性格や特徴をよく理解しておくことが大切です。
事前にチワワについてきちんと理解していないと、チワワを大切な家族として迎え入れても、飼うんじゃなかったと後悔するかもしれません。
ここでは、その原因となるチワワの行動を、3つ紹介します。
警戒して吠える
吠えて静かにならないときが続くと、チワワを飼うんじゃなかったと後悔する原因になります。
チワワは体が小さく、臆病で警戒心が強いです。
家の中にいても、早朝や深夜に慣れない物音がすると、警戒したり怖がったりして吠えることがあります。
吠え声で近所から苦情が来ると、ストレスを感じてチワワを飼ったことを後悔してしまうかもしれません。
いろいろなところに噛みつく
チワワは臆病な性格なので、初対面の人に噛みつくことがあります。
相手に迷惑をかけてしまい、飼い主さんとしても辛いですよね。
また、活発な性格なので、家の中で遊びまわって机や椅子の足に噛みついて傷つけたり、ドアをかじってボロボロにしたりすることもあります。
噛みつきが原因で、周囲に迷惑をかけたり家具が傷ついたりすると、チワワを飼うんじゃなかったと後悔してしまうかもしれませんね。
飼い主にいつも甘える
チワワは甘えすぎていうことを聞かない一面があります。
チワワは忠実で愛情深い犬なので、飼い主さんに対してとても甘えてきます。
でも、かわいいからといって、きちんとしつけをしないでチワワの行動を全て許してしまうと、言うことを聞かなくなります。
チワワが「自分の方が上」と勘違いして、わがままになるからです。
家の中を遊び回って散らかす、トイレを決めたところでしない、ということにもなりかねません。
チワワが「性格が悪い」と言われてしまう原因を見てきましたが、でもそれは決してチワワのせいではないのです。
チワワを飼うんじゃなかったと後悔しないためのポイント
チワワが困った行動をしてしまうのは、チワワの性格が悪いのではなく、飼い主さんが正しいしつけをしていないことが原因です。
チワワは頭の良い犬種なので、正しくしつければ、問題となる行動はしなくなります。
あなたを飼い主さんとして認めた後は、献身的な性格から、一途に愛情を返してくれますよ。
ここでは、チワワを飼って後悔しないためのポイントをお伝えします。
飼い主が誰なのかわからせる
正しくしつけて、チワワに誰が飼い主さんなのかをわからせることが、飼ってから後悔しないために重要です。
チワワは愛情深い性格なので、甘えてくると愛らしいですが、だからといって甘やかしすぎると、何でも許されると思ってわがままになってしまいます。
チワワがあなたを飼い主さんとして認識できず「自分の方が上」と思い込んで、言うことを聞かないからです。
チワワを飼って後悔しないためには、誰が飼い主さんなのか、はっきりわかるようにしつけることが大切になります。
正しくしつければ、あなたを飼い主さんとして認識して、献身的に尽くしてくれますよ。
吠えたり噛みついたりしないように環境に慣れさせる
チワワは警戒心が強く臆病なので、生活環境に慣れさせることがとても大切です。
吠える、噛みつくといった性格が悪いといわれてしまう行動は、環境に慣れていないことが一因です。
近所を散歩させたり、ドッグランで遊ばせたりしながら、チワワを生活環境に慣れさせて、安心して暮らせるようにしましょう。
大切な家族のチワワが、安心して生活できるようにしてあげるのは、飼い主さんの役目です。
正しくしつけてチワワが生活環境に慣れれば、むやみに吠えたり噛みついたりしなくなります。
吠え癖や噛み癖をきちんとしつける方法は、こちらの記事も参考にしてください。
ダメなことはダメだとはっきり教える
チワワは気が強く自己主張をする性格なので、ダメなことはダメとはっきり教えることが重要です。
かわいいからと甘やかして、ダメなことをはっきり伝えられないと、やって良いことだと勘違いしてしまうからです。
チワワは頭の良い犬なので、正しくしつければ、やって良いことと悪いことを理解します。
してはいけないことをきちんと教えれば、問題行動はしなくなりますよ。
チワワの性格と後悔しないポイントを押さえて、素敵な絆を築きましょう!
今回は、チワワの性格が悪いと言われる原因と、飼ったことを後悔しないためのポイントを紹介しました。
チワワはとても愛情深く、飼い主さんと強い絆で結ばれた家族になります。
それなのにチワワの性格が悪いと感じてしまう原因は、飼い主さんがきちんとしつけをしないことが一番の原因です。
家族となるチワワを迎え入れてから後悔しないため、性格を理解して、正しいしつけをしましょう。
チワワの性格
- 気が強く自己主張する
- 警戒心が強い
- 神経質で臆病
- 活発で好奇心がある
- 献身的で愛情深い
性格悪いと感じて飼ったことを後悔する原因
- 警戒して吠える
- いろいろなところに噛みつく
- 飼い主さんにいつも甘える
後悔しないためのポイント
- 飼い主さんが誰なのかわからせる
- 環境に慣れさせる
- ダメなことはダメだとはっきり教える
チワワの性格を理解してしつけをすれば、飼ってから「性格が悪い」と後悔することはありません。
しつけには時間と根気が必要ですが、正しいしつけと十分な愛情があれば、きっとチワワと素敵な絆を築くことができます。
チワワと幸せに暮らすため、正しいしつけを心がけましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!