ワンちゃんの健康や運動のためにも、毎日の散歩は欠かせません。
しかし、散歩をするには最低限のマナーを守ることがとても大切です。
マナーを守って、飼い主さんもワンちゃんも快適にお散歩を楽しみたいですよね。
今回は、犬の散歩のマナーと注意点、マナーグッズについて解説します。
毎日のワンちゃんの散歩をより快適にするために、ぜひ最後までご覧ください。
この記事でわかること
- 犬の散歩マナー
- 犬の散歩で注意すること
- 犬の散歩で使えるマナーグッズ
犬の散歩の基本的なマナー
犬の散歩で守るマナーは、主に次の3つです。
- 必ずリードをつけて散歩する
- 排せつ物・マーキング対策をする
- 飼い主さんの近くを歩かせる
どのマナーも、ワンちゃんと楽しく散歩をするには欠かせません。
それぞれのマナーについて、詳しく解説していきますね。
必ずリードをつけて散歩する
多くの自治体では、犬のノーリードでの散歩は禁止されているので注意が必要です。
散歩に行く前は、必ずワンちゃんにリードと首輪(または胴輪)を装着します。
どんなに散歩に慣れている犬でも、ノーリードで散歩に連れていくと周りの人たちに恐怖や不安を与えてしまいます。
それと、ワンちゃんが自由に走り回って迷子になってしまう可能性もあるからです。
犬種に関係なく、子犬の頃からリードを装着して散歩をして、リードに慣れされることも必要です。
リードをつけて散歩をすれば、ワンちゃんの安全を守れて周囲に不安を与えないため、快適な散歩ができます。
散歩でのリードはどれぐらいの長さで持てばいいのでしょうか?
安全を守るためにも、リードはできるだけ短め(ワンちゃんが飼い主さんの近くを歩けるぐらいの長さ)に持って飼い主さんの側を歩かせるようにしましょう。
排せつ物・マーキング対策をする
散歩をしていると、ワンちゃんが途中で排尿・排便をすることがあります。
他人の家の前や商業施設の近くなどでの犬の排せつは、迷惑行為になるので飼い主さんが対策をするのが大切です。
飼い主さんがマーキング対策として出来る行動は、次の5つです。
- ウンチはビニール袋に入れて持ち帰る
- おしっこをしたら水をかけてきれいにする
- 犬用のおむつを使う
- 電柱の近くはできるだけ避けて通る
- 消臭スプレーを持ち歩く
周辺住民の人たちに迷惑をかけないよう、飼い主さんが責任を持ってマーキング対策をしましょう。
飼い主さんの近くを歩かせる
毎日散歩をしていると、他の犬とすれ違うこともありますよね。
その時に、ワンちゃんが他の犬に近づきたがる行動を見せても、相手の許可がない場合は近づかせてはいけません。
相手とのトラブルを防いで、なおかつ飼い主さんから離さないように歩かせるのが重要です。
不用意に他の犬に近づかせないためには、ワンちゃんには飼い主さんの近くを歩かせて、安全を保つ必要があります。
通行の妨げにならないように、ワンちゃんには道に近い端側を歩かせましょう。
犬の散歩のマナーに関する注意する点
これまで紹介した散歩のマナーを守りながらも、次の3つにも注意する必要があります。
- 拾い食いに気をつける
- 他の犬とトラブルにならないように配慮する
- 飼い主さんは必ず左側を歩く
それぞれの注意するポイントについて、詳しく解説していきます。
拾い食いに気をつける
ワンちゃんが道端に落ちてるものを食べようとしたら、注意して観察をしましょう。
危険な成分が含まれている植物が生えていたり、毒性を含むゴミが落ちていたりする可能性もあります。
そのため、簡単に道端に落ちているものを食べさせてはいけません。
拾い食いをしそうになったら、無理に引っ張らずにワンちゃんの側に寄って、そっと対象から離してあげましょう。
拾い食いに有効な対策はありますか?
少量のおやつを携帯していけば、拾い食いをしそうになったらあげられますよ。
他の犬とトラブルにならないように配慮する
お散歩中は、他の犬とその飼い主さんとすれ違うこともよくあります。
しかし、時には犬同士でじゃれ合ったり吠えたりするケースもあるため、対策が必要です。
おとなしい性格のワンちゃんでも、活発な子とすれ違って怯える場合もあります。
トラブルを回避するためには、相手の許可なしに近寄らないようにしましょう。
飼い主さんは必ず左側を歩く
道路交通法にもとづき、道路を歩く際には飼い主さんは必ず左側(車道側)を歩きましょう。
ワンちゃんに右側を歩かせると、飛び出してしまう可能性もあってとても危険です。
ワンちゃんには、飼い主さんの右側を歩けるようにトレーニングをさせることも大切です。
交通量の少ない道を選んで歩くとワンちゃんも安心して歩けます。
散歩をする時間をに気をつける
散歩をする時間も、快適な散歩をするためには大切です。
夜中の暗い時間帯に行くと、周囲が見えにくくてワンちゃんが歩くのも大変不安になります。
生活の都合上、どうしても夜中に散歩へ行かざるを得ない場合は、首輪に反射板をつけたり懐中電灯を持ったりする必要があります。
余裕がある日は、できるだけ日が落ちない時間帯に散歩へ行きましょう!
犬の散歩で必須!マナーグッズ5選
マナーを守りながらも、ワンちゃんと気持ちよく散歩をするために欠かせないマナーグッズを紹介します。
- 排せつ物処理をする道具(エチケット袋・スコップ)
- お散歩用バッグ
- 首輪・ハーネス
- 水入りボトル
- 少量のおやつ
これらはホームセンターやペット専門店など売っていて、購入がしやすいものです。
それぞれのマナーグッズについて紹介していきます。
排せつ物処理をする道具(エチケット袋・スコップ)
エチケット袋(黒いポリ袋)やスコップがあれば、ワンちゃんが道の途中で排便をしてもすぐに処理できます。
中身の見えない黒い袋に、専用のスコップを使って排せつ物を入れます。
予備の袋を数枚持っていけば、万が一の際に困りません。
マナーポーチ(お散歩バッグ)があれば、持ち運びがしやすくなって便利ですよ。
お散歩用バッグ
少し大き目のお散歩用バッグを準備しておくと、お散歩グッズを中に入れられます。
排泄物を入れるための小さい袋や、緊急連絡をする際のスマートフォンなど、さまざまなものを持っていけます。
散歩中はワンちゃんのリードを持つため、ショルダータイプのバッグを用意していくと便利です。
首輪・ハーネス
犬を安全に散歩させるためには、首輪やリード・ハーネスは必需品です。
散歩に行く前に、必ず首輪とリード(必要に応じてハーネス)を装着させましょう。
そして、不測の事態が起こっても対策ができるように、ワンちゃんをよく見守りながら散歩をするのが大切です。
水入りボトル
水入りボトルは、ワンちゃんの水分補給と散歩中のマナーを守るために必要なグッズです。
道中でワンちゃんがおしっこをしたら、おしっこをした場所を水入りボトルで洗い流しましょう。
500mlのペットボトルの中に水を入れれば、一回の十分に足ります。
少量のおやつ
前述の通り、少量のおやつを持っていけば拾い食いを予防できます。
お散歩用バッグの中に、少しだけジャーキーやワンちゃん用クッキーなどのおやつを入れておきます。
ジップロックの袋の中に、散歩中にあげる分のみの量を入れていけば問題ありません。
もし拾い食いしそうな様子が見られたら、すかさずおやつをあげると喜ばれるでしょう。
マナーを守って快適に愛犬とお散歩をしよう!
今回は、犬のお散歩で守るべきマナーと注意点、必要なマナーグッズについて紹介しました。
それぞれの項目についてのまとめは、以下のとおりです。
- 必ずリードをつけて散歩する
- 排泄物・マーキング対策をする
- 飼い主さんの近くを歩かせる
- 道での拾い食いに気をつける
- 他の犬とトラブルにならないように配慮する
- 飼い主さんは必ず左側を歩く
- 散歩をする時間をに気をつける
- 排せつ物処理をする道具(エチケット袋、スコップ)
- お散歩用バッグ
- 首輪・ハーネス
- 水入りボトル
- 少量のおやつ
快適な散歩をするためには、グッズを活用したり最低限のマナーを守るのがとても大切です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。