
うちの子、散歩へ行こうと準備を始めると逃げてしまって、散歩へ行けないの。行けない原因が何かあるのかしら?



うちの子は、外に出ると座り込んで散歩にならないの。ちゃんと散歩に行けるようになる方法はあるのかしら?
飼い主さんが散歩の準備を始めると、散歩にビビって逃げて隠れてしまったり、散歩に行こうとすると道端に座り込んでしまい、歩き出すのに時間がかかってしまったりするワンちゃんは、実はたくさんいます。
なぜ、ワンちゃんが散歩に行きたがらないのかを知り、これからご紹介する散歩を好きになる5つの解決策をすれば、ビビって散歩に行きたがらなかったワンちゃんが、散歩が大好きなワンちゃんに大変身しますよ。
ワンちゃんがビビってしまい、散歩に行きたくても行けない飼い主さんは、ぜひ最後までご覧ください。
この記事を読むとわかること
- 犬が散歩をビビって行きたがらない5つの理由
- ワンちゃんが散歩を嫌がるときの3つの行動とは?
- 散歩を怖がるワンちゃんに飼い主さんがしてはいけない3つのこと
- ワンちゃんが散歩を好きになる5つの解決策
それでは、散歩に行きたがらない理由からお話していきますね。
ワンちゃんが散歩をビビって行きたがらない5つの理由


ワンちゃんが散歩に行きたがらないのは、散歩が嫌いだからではありません。
飼い主さんと一緒に散歩をすることは、ほとんどのワンちゃんは大好きなはずです。
それでは、なぜ散歩にビビって行きたがらないのでしょうか?
考えられる理由を見てみましょう。
- 首輪やリードが怖い
- もともとの性格が怖がりか臆病な犬種である
- 散歩にトラウマがある
- 小さい頃に外に出る機会が少なかった
- 外の世界に慣れていない
それぞれ一つずつ解説していきますね。
首輪やリードが怖い
ワンちゃんが散歩を怖がる理由のひとつは、首輪やリードをつけることに抵抗があるというものです。
意外に感じるかもしれませんが、首輪やリードが原因で散歩も嫌いになってしまうワンちゃんが多いと言われています。
これは小さい頃から首輪やリードをつけることに慣れていないワンちゃんに多く見られます。
首輪をつけられることを怖いと感じてしまうワンちゃんもいれば、リードで引っ張られて自由を奪われることを怖いと感じるワンちゃんもいます。
また、飼い主さんが散歩中に急にリードを引っ張ったことで、リードが怖くなってしまったということも考えられます。



首輪やリードをつける前に、ワンちゃんに首輪やリードそのものに慣れてもらう時間を作りましょう。
首輪やリードに慣れるためには、ワンちゃんが自ら首輪やリードの匂いを嗅ぐのを待つことが一番有効な方法です。
その後、置いた首輪やリードの近くでおやつを与え、食べたらそっと首輪やリードを付けてみましょう。
どうしても首輪やリードを嫌がるワンちゃんは、体にハーネスをつけると改善することがあるので、検討してみてください。
ハーネスは、上半身を包み込むので体に負荷が比較的低いアイテムで、首輪よりも体から抜けづらいこともメリットと言えるでしょう。
もともとの性格が怖がりか臆病な犬種である
「外は大きな音がするし、知らない人やワンちゃんがいるから怖い」と考える怖がりなワンちゃんもいます。
ワンちゃんにとって、私たち人間や車、ほかのワンちゃんは大きく見えるので怖く感じてしまいます。
生まれもった性格を直すことは、とても難しいことです。
しかし、飼い主さん以外の人間や他のワンちゃんと触れ合う機会を多くするなど、少し手助けをしたりすることで恐怖心が薄れていき徐々に散歩が好きになります。
例えば、チワワやポメラニアンなどの犬種は、もともと怖がりの犬種です。



これは、生まれた環境によって怖がりになってしまったのではなく、遺伝的にそのような性格ということです。
怖がりの犬種のワンちゃんの飼い主さんは、常に穏やかな態度を維持してワンちゃんを安心させてあげましょう。
決して、無理な強制をしないようにしてくださいね。
ワンちゃんのペースを尊重し、焦らずに徐々に慣れるように手助けしましょう。
散歩にトラウマがある
散歩中に怖い思いをしたことがあって、それがトラウマになっていることもあります。
いくつか例を挙げてみましょう。
- 他のワンちゃんにしつこくされた
- 知らない人から突然触られた
- 工事現場やサイレンなど大きな音がする場面に遭遇した
- 子どもに追いかけられた
私たち人間にとって些細なことでも、ワンちゃんにとっては散歩に二度と行きたくないと感じるような出来事だったのかもしれません。
その場合、トラウマになってしまったと考えられる散歩コースを変えてみましょう。
そして、短い距離から少しづつ慣れていきます。
散歩に対して「少しずつ」「リラックスした雰囲気で」「散歩に行くことは楽しいこと」と結びつけをしてあげるといいでしょう。
小さい頃に外に出る機会が少なかった
ワンちゃんは必要なワクチン接種を終えてから、散歩に出ることができますよね。
外に出る機会が少なかったワンちゃんや室内で飼うことができる体の小さなワンちゃんは、家にいることに慣れてしまい、そのまま散歩が苦手になってしまうこともあります。
外に出たことが少ないので始めのうちは、嗅いだことのないニオイや車の音、見知らぬ人などに対して怖がります。
散歩を怖がるワンちゃんを見た飼い主さんが「うちの子は散歩が嫌い」と思い込んでしまい、あまり外に出ないまま成長してしまったというケースもあります。
「散歩は楽しい」「飼い主さんと一緒なら大丈夫」という自信をつけていき散歩に慣れてもらうため、玄関の前、家の周辺など短い距離を歩く練習を始めましょう。
ほんの少しでも歩いたら、優しい声でたくさん褒めてあげてください。
徐々に距離を伸ばして、人や車が行き交う場所へステップアップしていき散歩に慣れましょう。
外の世界にまだ慣れていない
子犬など年齢の小さなワンちゃんは、外の世界に慣れていないこともあります。
抱っこをすれば問題ないのですが、自分の足で歩くとなると怖がってしまうワンちゃんもいます。
外の世界はいろいろなものがあり、初めてのことばかりで怖いと感じるようです。
そのような時は、無理に散歩をせずに抱っこをして、近所を歩く程度にしておきましょう。
ワンちゃんの恐怖や不安に対して、優しさと理解を持って接することが大切です。



「外の空気は気持ちがいいね」など飼い主さんがリラックスして、優しく声掛けをするとワンちゃんは安心できますよ。
ワンちゃんが散歩を嫌がるときの3つのサインとは?


ワンちゃんが散歩を嫌がるとき、いったいどんな行動を取るのでしょうか。
それは、主に次の3つです。
- 散歩に行こうとすると逃げる
- 外に出ると座り込んでしまう
- 家に引き返そうとする
自分のワンちゃんが散歩のときに見せる様子と比べてみてください。
散歩に行こうとすると逃げる
ワンちゃんは、飼い主さんの様子をとてもよく観察しています。
そのため、飼い主さんが散歩の準備を進めていると「散歩に行くんだ」と気づくようになります。
散歩を嫌がるワンちゃんは、飼い主さんがリードや首輪を持って近づくと逃げて隠れてしまいます。
「散歩に行くことになる!逃げなくては!」という意識が働き、飼い主さんから逃げたり、隠れたりして遠くから監視するように見ています。



例えば、散歩の最中にワンちゃんの大好物のおやつを楽しむ時間を作ると、散歩に対して好印象を持ってくれるようになりますよ。
外に出ると座り込んでしまう
ワンちゃんを外に連れて行っても歩こうとしないで、その場に座り込んでしまうことがあります。
これは、ワンちゃんが散歩に行きたくないと全身で拒否するときの行動です。
リードを引っ張っても足を踏ん張って、頑なに動かないので飼い主さんが諦めてしまうことも多いでしょう。
無理やりリードを引っ張ると首が圧迫され、怪我をすることがあるので気を付けてください。



リードを緩めてまずはワンちゃんが立つのを待ちましょう。引っ張られる感じがなくなれば比較的すぐに立ち上がってくれますよ。
家に引き返そうとする
外に出てもすぐに家に引き返そうとするのは、散歩へ行きたくないときに見せる行動の一つです。
進む方向を急に変えたり、家が近づくと足早になったりするのは、散歩よりも家にいたいという気持ちが強いからと考えられています。
ワンちゃんにとって家は、不安要素が少なく安心できるところであると分かっているからです。



いったん散歩に出てみて、何度も引き返すようなら、無理に散歩へ連れて行かなくてもいいと思いますよ。短時間でも散歩に行けたことを褒めてあげましょう。
散歩を怖がるワンちゃんに飼い主さんがしてはいけない3つのこと


ワンちゃんが散歩を怖がっていると、飼い主さんとしては救いの手を差し伸べたくなります。
しかし、散歩に限っていえば飼い主さんがしてはいけない行動があります。
散歩を怖がるワンちゃんに、飼い主さんがしてはいけないこととは次の3つです。
- 怖がるたびに抱っこしたり散歩をやめること
- ワンちゃんを叱ること
- 飼い主さんが不安になったり焦ってしまうこと
一つずつ、詳しく見ていきましょう。
怖がるたびに抱っこしたり散歩をやめること
ワンちゃんが散歩を怖がるたびに抱っこをしたり、散歩をやめることは絶対にしてはいけません。
ワンちゃんが怖がるたびに抱っこしたり散歩をやめたりすると、ワンちゃんは「怖がったら散歩に行かなくて済むんだ」と覚えてしまうからです。
飼い主さんがワンちゃんのそばに静かにいてあげることで、ワンちゃんは安心して、再び歩きだします。
一歩でも一分でも散歩に行ったら、きちんと褒めるとワンちゃんは散歩を怖がらずに行くようになります。
散歩は怖くないということを少しずつ学習させることが大切です。
ワンちゃんを叱ること
怖がりな性格のワンちゃんは、散歩が上手にできないときもあります。
そんな時に飼い主さんは、ワンちゃんを絶対に叱らないでください。
散歩が上手にできないワンちゃんを叱ると「散歩は飼い主さんに叱られる嫌なもの」として覚えてしまうからです。
落ち着くまで待ってあげたり、リードを緩めてリラックスしてもらいましょう。
ワンちゃんにとって散歩は、食事とともに一日の楽しみの一つでなくてはいけません。
上手に散歩ができなくても、叱らず気長に寄り添いましょう。
飼い主さんが不安になったり焦ってしまうこと
ワンちゃんが散歩を怖がっていると飼い主さんとしては、不安になりますよね。
飼い主さんの不安や焦りは、私たちが考えている以上にワンちゃんに伝わっています。
まずは、飼い主さんが落ち着くことがとても重要です。
散歩がうまくいかなくても「また別の日に挑戦してみよう!」とポジティブな気持ちでいてあげましょう。
ワンちゃんが散歩を好きになる5つの解決策


散歩を怖がるワンちゃんに散歩になれてもらうには、どうしたらいいのでしょうか。
ここでは、ワンちゃんが散歩を好きになる一般的な解決策をご紹介いたします。
次の5つの解決策を試してみましょう。
- 自宅でリードや首輪に慣れてもらう
- 刺激の少ない散歩コースを選ぶ
- 歩けたら褒める
- ワンちゃんのペースで散歩をする
- 徐々に環境に慣れさせる
それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。
自宅で首輪やリードに慣れてもらう
首輪やリードが苦手なワンちゃんは、まずお家で慣れてもらいましょう。
ワンちゃんに首輪やリードの匂いを嗅いでもらいます。
そして、首輪やリードを実際につけてみて、次のことを確認しましょう。
- きつくないか
- 首輪やリードが重たくないか
- 金具が体に当たって不快でないか
- 毛が絡まっていないか
以上のことを確認して、ワンちゃんが特に嫌がる素振りを見せなければ、ご褒美をあげます。
首輪やリードは、ワンちゃんの体のサイズに合ったものにしましょう。
最近よく見かける伸縮性のリードは、公園や広場のみで使用して、道路では使わないほうが安全です。
首輪やリードが歩くたびにワンちゃんの邪魔になってしまうと、散歩を嫌がる原因にもなりますので気をつけましょう。
刺激の少ない散歩コースを選ぶ
外の環境に慣れてもらうために刺激が少ない散歩コースを選びましょう。
特定の場所だけ嫌がるのであれば、何らかの原因でトラウマになっていることもありますので、その場所を避けたコースにします。
また、ほかのワンちゃんや人が苦手な場合は、人通りの少ない時間やコースを選びます。
狭い道が苦手なワンちゃんには、広い道が多いコースを選びましょう。
ほかのワンちゃんや人とすれ違っても広い道ならばトラブルに発展しにくいです。
そして、散歩をする時間帯にも気をつけます。
人や車が少ない時間帯に散歩をするのがいいでしょう。
歩けたら褒める
飼い主さんは、ワンちゃんが一歩でも多く歩けるようにしましょう。
散歩が怖いワンちゃんは、そもそも歩くこと自体が嫌なはずです。
散歩は楽しいものだということを覚えてもらう必要があります。
リードがピンと張っているときは、ワンちゃんに優しく声をかけて呼んであげます。
ワンちゃんが一歩でも進んだら褒めてあげましょう。
そのあと、おやつを与えるのも良いですね。
進んだら褒めてご褒美を与えるということを繰り返すと、ワンちゃんは「歩くと飼い主さんに褒められてご褒美もくれる!」と覚えてくれます。
また、ほかのワンちゃんや人とすれ違うときは、ワンちゃんにアイコンタクトをして伏せやお座りをさせましょう。
こうすることで、「怖いけど大丈夫」と認識するようになります。
ワンちゃんがとにかく「散歩は楽しい!」と思ってくれる環境を作ってあげることが大切です。
徐々に環境に慣れさせる
まずは、自宅の庭や自宅の近所を歩いて、外の雰囲気に慣れてもらいます。
自宅の周辺は、大きな不安を感じずに屋外の雰囲気を体感するのにぴったりです。
次に人通りやほかのワンちゃんの少ない場所や広い道の散歩に慣れてもらいましょう。
散歩に多少慣れたからといって、急にほかのワンちゃんや人の多い場所に行くのはよくありません。
次にほかのワンちゃんや人がなるべく遠くに見える場所を選びましょう。
遠くに見えるほかのワンちゃんや人を怖がらなくなったら、初めてほかのワンちゃんや人が近くにいる場所を選びます。
ほかのワンちゃんや人がいる場所を上手に散歩ができたら、きちんと褒めてご褒美を与えます。
大切なのは、ワンちゃんの態度をよく見て徐々に環境に慣れさせることです。
ワンちゃんのペースで散歩をする
怖がって歩かないときに、無理に引っ張ったりすぐに抱っこをしないようにしましょう。
例えば、無理にリードを引っ張ると余計に怖がったり、ワンちゃんの怪我の原因になります。
また、すぐに抱っこをしてしまうと、いつまでも散歩の苦手意識から抜け出せません。
歩くのが止まったら、飼い主さんも一緒に止まりワンちゃんの様子を観察します。
立ち止まって動かない時間は、ワンちゃんが周りの環境を把握し理解しようとしている時間です。
ワンちゃんのペースで散歩を続ければ、散歩が大好きなワンちゃんに変わりますよ。
散歩はワンちゃんファーストで考えて飼い主さんはそれをサポートしよう!(まとめ)
今回は、散歩を嫌がる5つの理由と5つの解決策について解説しました。
それぞれの項目についてまとめましたので、一緒に振り返ってみましょう。
まず、ワンちゃんが散歩にビビって行きたがらない5つの理由は、次のとおりです。
- 首輪やリードが怖い
- もともとの性格が怖がりか臆病な犬種である
- 散歩にトラウマがある
- 小さい頃に外に出る機会が少なかった
- 外の世界に慣れていない
次にワンちゃんが散歩を嫌がるときの3つの具体的な行動を解説しました。
- 散歩に行こうとすると逃げる
- 外に出ると座り込んでしまう
- すぐに家に引き返そうとする
次に散歩を怖がるワンちゃんに飼い主さんがしてはいけない3つのことを解説しました。
- 怖がるたびに抱っこをしたり散歩をやめること
- ワンちゃんを叱ること
- 飼い主さんが不安になったり焦ってしまうこと
最後にワンちゃんが散歩を好きになるための5つの解決策は次の通りです。
- 自宅で首輪やリードに慣れてもらう
- 刺激の少ない散歩コースを選ぶ
- 歩けたら褒める
- 徐々に環境に慣れさせる
- ワンちゃんのペースで散歩をする
ワンちゃんが散歩を怖がるのは、ワンちゃんそれぞれの原因と理由があります。
飼い主さんは、諦めずに散歩を続けていれば、散歩が大好きなワンちゃんに大変身して散歩に行こうと誘ってきてくれるようになります。
そのためには焦る気持ちを抑えて、ワンちゃんが頑張って少しずつ挑戦しようとする姿を見守ってあげてくださいね。
大切なワンちゃんと一緒に散歩を楽しめますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。